暑いって言い飽きた

暑い日が続いている。

もう、玄関のドアを開けると、暑いと感じる前に「あちぃ〜」と口にするのが癖になっているほど。 日差しも強烈で、日中はサングラスがないと眩しくて仕方ないし、絶対に目や皮膚に悪い影響があるはず。

だから、オッサンが日傘をさしても違和感のない世の中になってきたのは実に喜ばしいことだ。
美容に悪いとか日焼けが嫌だとか、そういうレベルではないからな、今般の日差しは。

命を守るための日傘だ。

ある報道で、小学生が日傘をさすのを許可したとかしないとかいうニュースを目にした。

アホか。

雨の日に傘をさすのは良くて、どうして、この凶悪な日差しを避ける日傘がいかんのだ。 許可するしない云々の話ではないと思うぞ。
こんなことがニュースになること自体、異常なのだ。
そんなこと言う人は、帽子だけは許すから、日傘なしでこの炎天下を小一時間歩いてみると良いのだ。

まあ、小学校にクーラーを導入するのにも、夏の暑さを我慢させるのも教育だとかいう狂育者がいたらしいので、そんな輩からすると、日傘などは言語道断、軟弱の極みなのだろうな。
まあいい。
たいていのニュースは大袈裟に書き立てているからね。
おそらく、日傘をさすのを禁止している小学校など幻想なのだろう。
Xで表明された一部のお気持ちを、針小棒大に取り上げただけなのだろう。そう信じたい。

で、オッサンの話だ。

日傘のおかげで直射日光に当たる危険は回避できたわけだが、やはり地面からの照り返しはきついし、空気そのものがもはや熱風。 暑いものは暑い。

暑いと汗をかくでしょう?

オッサンは去るものは追わない主義なので、スキンヘッドなんですよ。毎日剃る。
まだ髪が健在の方には理解が難しいかもしれないが、実は頭って、猛烈に汗をかくのだ。
わかる? 髪があればそこである程度プールされる汗が、私の場合は汗腺から出てすぐに流れてしまうのだ。留めるものは何もない。
行き先はね、顔やら首筋やら、もう、肩から上全部。

眉毛なんて何の役にも立たない

乗り越えてきますよ、汗の野郎はね。

目に入るとしみて痛いし、首筋に汗が流れると気持ち悪いので、何とかそれを解消しようと、左手に日傘を持ち、右手のタオルでひっきりなしに水分を吸い取りながら歩く。

顔から首から、ひたすらタオルを動かすので、何だかその動きを自分でも暑苦しく感じてきて、それを意識してしまい、さらに汗をかく。

無間地獄・・・!

ただ、ちょっと自慢したいのが、目的地に着いたら、抜かりなく用意してきたデオドラントシートで頭をひと拭きして、あっという間に清潔なオッサンに戻れること(替えのシャツなんかも必要だが)。

シチュエーションによっては、バーっと水道の水をかぶって冷却することも容易。

スキンヘッドは苦労も多いが、このように実に素晴らしい機能を持った髪型なのである。



髪型です。