数日前から、MacやiPhoneと睨めっこ。 増えすぎたメールアドレスを整理し、脆弱なパスワードを変更するという実に目の疲れる作業を行なっている。
わりと気軽にアドレスを増やしたものだから、もはやどこのアドレスに何のメールが来るのか、わかりくいことこの上ない状況に陥っていた。重要なメールを見逃すのは嫌だし、そろそろ整理するかと思ってしまったのが運の尽き。
この作業、非常に辛い。
個人連絡にメールを使用することはほとんどないので助かったが、それ以外の官公庁、企業、取引先、各種ECサイト、銀行、証券会社、Webサービスなど、変更しなければならないサイトが山積み。
いちいちサイトに行って、ログインして、メールアドレス変更して、新旧アドレスに来るメールで認証して・・・。すんなりログインできればいいが、パスワードをかつての私が勝手に変更していて、ログインできずにパスワード再発行などという余計な手間のかかるケースも少なからずあった。
過去の自分を呪いながらひたすら作業し、つい先ほど、完全ではないが用途別に数個のメールアドレスにまとめることができ、ほっと一息ついたところだ。
そして、作業をしていて気づいてしまった。 余計なことに気が付かなければいいのに、気づいてしまった。
パスワードが危ない！
と。
長いパスワードにするように心がけてはいたのだが、やってはいけない使い回し。これをやっていたのだ。結構な数が使い回しのパスワードというリテラシーの低さ。
何とかしないと、ならず者がズカズカと私の聖域へ侵入してくる！
というわけで、今度はパスワード変更地獄の始まりである。
ログインして、パスワード変更ページ探して、旧新パスワード入れて、ログインできるか確認して・・・。これを延々繰り返す。ひたすらに。
本当に不毛な作業である。 ある程度のならず者対策にはなるだろうが、完全に防げるわけではないからね。デキるならず者もいて、世間の目を欺く方法を日々開発しているようだ。余計な努力しやがって・・・。
もう、デジタルデバイスを使用しない高齢者が最強だと思っていたが、オレオレ詐欺によって、そんなことはないと証明されているしなぁ。 何かいい方法はないのだろうか。
