最近は腕時計をしない人が多いらしい。
していても、Apple Watchなどのスマートウォッチが多いみたい。
電車に乗ると結構している人も見かけるから、どのような調査を行ったのかはわからないが、とにかく、ネットの情報では腕時計人口は減っているらしい。
私は腕時計をしていないと何となく落ち着かないタイプなので、いろいろ使ってきた。
出かける時は腕時計をする、というのは私の数少ないコダワリでもあるのだ。
スマートウォッチも使ったし、機械式の時計も持っている。
と言っても、何百万もする時計を所有しているとか、何十本もコレクションがあるとか、そういうわけではない。
ロレックスも持っていないし、世界三大高級時計はYouTubeでしか見たことがない。
まあ、ここぞという時に使おうと、頑張って100万近い時計も買ったことはあるにはあるが、一向にここぞという時は訪れず、かと言って普段使いには恐ろしくて、結局手放した。
100万近い時計は、私にとっては精神衛生上あまり望ましくない存在だったのだろう。
時計をかばうあまり、ぎこちない動きを強いられるからね。
今のところ冠婚葬祭用には、かつて頑張って買ったグランドセイコーを所持。
高すぎず安すぎず、シンプルで良い。
あとは子供の頃から身近だったG-SHOCKを3本。
1本は妻からのプレゼントでMR-GというG-SHOCKの中では高級な部類のアナログ時計。
1本は定番のGW-M5610U-1JFという、いかにもG-SHOCK然としているデジタル時計。
1本は先の手放した時計の売却益で買ったMRG-B5000B-1JRという、GW-M5610をチタン外装にした、強く美しいデジタル時計。
時計に興味のない人にとっては贅沢すぎるラインナップ。
時計に興味のある人にとっては中途半端なラインナップ。
まあでも、私らしい陣容といえる。
G-SHOCK好きなんだよ。あの機能美!
中にはゴテゴテしすぎて巨大化してるのもあるけど、多分、それが必要である人間が使えば、しっくり来るんだと思う。
現在はもっぱらMRG-B5000Bをつけている。
決して安い時計ではないが、いわゆる高級時計ほどの緊張感がないので、日々の相棒としては最高だ。
頑丈だし、ソーラーだし、電波やBluetoothで時刻合わせしてくれる。
気兼ねなく使い倒せるから、十分元は取れるかな、と思っている。
スマートウォッチは現在持っていないが、かつてはApple WatchやGarminを使っていたこともある。
でも、肌に密着させる必要があるからか、睡眠のログを取ろうと寝るときもつけていたからか皮膚がかぶれがちで、長く使うことはなかった。
そもそも頻繁に充電しないといけないというのが面倒すぎた。
電池持ちの良い機種もあるようだが、当時はiPhoneだったのでApple Watch一択。
Apple Watchはバッテリー持たないね。
Suicaを入れたりしていたから、電車での外出時などは心配でモバイルバッテリーを用意していた。
重いんだよ、モバイルバッテリー。
充電器も持って行かないといけないし、小荷物が増えてストレスだった。
煩わしい通知をオフにし、常時表示をオフに。余計なウィジェットも削除。Siriもオフ。
便利機能は電池を消耗するから全部オフ!
これもう、Apple Watchつけている意味ないな(しかもかぶれるし) と思って使わなくなった。合う人は合うけれど、合わない人はとことん合わない、そんなデバイスなんだろう。
そもそも令和の世の中、腕に時計を巻く必要ある? とも思うのだ。
時間はスマホでわかるし。
でも、それを考え始めると、数少ないオッサンのコダワリがひとつ消えてしまいそうで切ない。
だから深く考えず、明日もG-SHOCKを腕に巻くことにする。